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【夏の甲子園】決勝は「そっくり対決だ」 仙台育英と慶応のグレーユニホームが似ているワケ

2023年8月21日 16:27
【夏の甲子園】決勝は「そっくり対決だ」 仙台育英と慶応のグレーユニホームが似ているワケ
夏の甲子園の決勝で対戦する仙台育英(左)と慶応(右)【写真:日刊スポーツ/アフロ】
◇第105回全国高等学校野球選手権記念大会 決勝 仙台育英(宮城)-慶応(神奈川)【23日、甲子園球場】

夏の甲子園決勝のカードが仙台育英と慶応の一戦に決まったことを受け、SNSではあることが話題になっています。

仙台育英は、準決勝で神村学園(鹿児島)に6-2で勝利し、決勝進出を決め、夏の甲子園連覇を目指します。

一方の慶応は、準決勝で土浦日大(茨城)に2-0で勝利。慶応普通部時代に出場した1916年大会以来107年ぶりの夏の甲子園優勝を目指します。

SNSでは、決勝カードの決定後に、「ユニホームそっくり対決だ 熱戦になるだろうなぁ」「ユニホーム見分け付くかな?」「ユニホームの色み似てるとは思ったけどソックス同じじゃん。」など、両校のユニホームが似ていると話題となっています。

両校のデザインは、グレーを基調に胸にローマ字で校名が書かれ、赤と紺のストッキングの配色まで同じです。

実は、両校のユニホームが似ているのは仙台育英の理事長でもある加藤雄彦校長の影響が大きいといいます。

加藤さんは、慶応義塾中等部に入学後、慶応義塾高校、慶応義塾大学に進学。仙台育英の教諭に着任しました。

その後、野球部のユニホームを変更する話が出た際に、母校の愛着あるデザインと同じにしたいと慶応義塾大学の学生団体『慶応義塾体育会』に直談判し、それが快諾され、現在のデザインになったとのことです。

今年の春のセンバツ高校野球でも対戦している仙台育英と慶応。その時は、仙台育英が勝利していますが、果たしてどんな決勝戦になるのか、試合の行方と共に、両校のユニホームにも注目です。

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