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【夏の甲子園】慶応が103年ぶりの決勝進出 小宅雅己の投打の活躍で “春の雪辱”狙い仙台育英との決勝へ

2023年8月21日 14:15
【夏の甲子園】慶応が103年ぶりの決勝進出 小宅雅己の投打の活躍で “春の雪辱”狙い仙台育英との決勝へ
準決勝の土浦日大戦で力投する慶応・小宅雅己投手(写真:時事)
◇第105回全国高等学校野球選手権記念大会 準決勝 慶応(神奈川)2-0土浦日大(茨城)【21日、甲子園球場】

夏の甲子園、準決勝第二試合は、慶応が2-0で土浦日大に勝利し、103年ぶりの決勝進出を決めました。

慶応は、0ー0で迎えた2回、1アウトから福井直睦選手(3年)が鋭い当たりのレフト前ヒットで出塁、さらに大村昊澄選手(3年)の送りバントで2塁に進塁します。

そして、2アウトランナー2塁のチャンスで、この試合、完璧な立ち上がりをみせていた小宅雅己投手(2年)が打席に入ります。すると、土浦日大・伊藤彩斗投手(3年)のストレートをとらえた打球はセンターへ。タイムリーヒットとなり慶応が先制します。

さらに6回、先頭打者の渡辺憩選手(3年)がレフトへの2ベースヒットで出塁すると、福井選手(3年)の送りバントで3塁へ進みます。

1アウト3塁のチャンスで打席には、送りバントで先制点に貢献した大村選手が入ります。大村選手は、ストライク先行から粘りのバッティング。すると、8球目のチェンジアップをとらえ、ライトへのタイムリーヒットで慶応が追加点を奪います。

投げては先発の小宅投手がピンチを作りますが、9回を投げきり土浦日大打線を0点で抑え完封。2対0で土浦日大を破った慶応が103年ぶりに決勝進出。夏の甲子園連覇を狙う仙台育英との大一番に臨みます。

実は、仙台育英とは、今年、春のセンバツ高校野球2回戦で対戦していて、延長10回の末、1対2で敗れています。

“春の雪辱”か、それとも“夏の甲子園連覇”か。”果たして決勝は、どちらに軍配があがるのか注目です。

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