羽生結弦が北京入りとJOC発表 現地SNSは空港での姿を投稿 五輪3連覇への挑戦始まる
北京五輪フィギュアスケート男子シングル日本代表の羽生結弦選手が6日、中国・北京に到着したと、日本オリンピック委員会(JOC)が発表しました。
現地時間の午後1時頃に羽生選手を乗せたと思われる日本発の飛行機が北京の空港に着陸。現地のSNSでは、防護服姿の職員に連れられて空港を歩く写真が投稿されています。その後、羽生選手が乗ったと見られるバスは、空港を出ましたが行き先は分からず。午後6時時点で選手村に入る様子はありませんでした。
そして、現地入り後の初練習は男子SPの前日7日に行われるとみられ、その練習後に取材対応があるかどうかは不明。それでも、五輪3連覇がかかる羽生選手の動向は国内外で常に注目されていて、会見などが行われて何を語るのか、世界が注目しています。
3日にスケート連盟を通じて公開されたSNSでは、五輪3連覇を連想させる「3!」という言葉を力強く発した羽生選手。五輪3連覇という94年ぶりの大偉業に向けた戦いがいよいよ始まります。
羽生選手が出場予定の男子シングルSPは8日(火)に行われ、滑走順は第4組の羽生選手は30人中21番目で宇野選手が22番目。第5組の鍵山選手は27番目、ネイサン・チェン選手が28番目です。フリープログラムは10日(木)の予定です。
■羽生結弦選手
1994年12月7日生まれ、宮城県出身。2014年ソチ五輪、18年平昌五輪で金メダルを獲得。(18年ルール改正後の)ショートプログラムの世界歴代最高得点111.82点を持つ。史上初の4回転アクセルの成功を目指す。