◇侍ジャパン宮崎キャンプ2023(21日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

キャンプ第2クール初日の21日、宇田川優希投手が初の実戦形式となるライブBPでマウンドに上がりました。

この日、近藤健介選手や牧秀悟選手らを相手に23球を投げ込んだ宇田川投手。制球に苦しむ様子が見られましたが、投球後は「もともと(コントロールが)荒れるタイプ。アバウトですがキャッチャーが構えたところに力強い球がいったので、自分らしさが出ていました」とピッチングを振り返りました。

オフだった前日20日の夜には投手陣の食事会が開かれ、ダルビッシュ有投手が「宇田川さんを囲む会に参加させていただきました！宇田川さん、ごちそうさまでした！」と宇田川投手を投手陣が囲む集合写真をTwitterに投稿していました。

これについて「元々みんなでご飯に行くことになっていた。そこで僕が(チームに)なじめていないという記事をみんなが見ていて、気を遣っていろいろ話しかけてくれました」と明かしました。

さらに、「最後にみんなで写真を撮ろうとなったときに、(ダルビッシュ投手に)『とりあえず宇田川くん真ん中にいてくんね？』って言われて(笑)。Twitter見てビックリしました。めちゃめちゃうれしかったです」と頬を緩ませていました。

この日はダルビッシュ投手の投球も見学し、「変化球もまっすぐもすごいが、一番見たかったのはまっすぐ。力強さが半端なくて、本当にただすごいしかなかったです」と目を輝かせてコメントしました。