◇プロ野球パ・リーグ ロッテ6-0オリックス(10日、ZOZOマリン)

ロッテ・佐々木朗希投手の史上16人目の完全試合に熱狂した10日のプロ野球。その女房役のキャッチャーとして高卒ルーキーの松川虎生捕手も攻守で活躍を見せました。

初回から佐々木投手の160キロを超えるストレートと150キロ近いフォークのコンビネーションを使い、オリックス打線を完璧に抑えました。

さらに打撃では、6回2アウト満塁で打席に入ると。オリックス先発・宮城大弥投手の初球スライダーを捉えます。

フェンス直撃となる走者一掃のタイムリーツーベース。惜しくもホームランにならなかった当たりに佐々木投手は頭を抱えながらも、笑顔を見せていました。

試合後、佐々木投手も松川捕手について、「松川がいいリードをしてくれたので、そこに要求に応えられながら投げることができたと思います。最後まで松川を信じて投げました」と、2つ年下18歳のルーキーに全幅の信頼を寄せていました。