8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック（WBC）。

史上最多3度目の世界一を狙う侍ジャパンの1次ラウンドの対戦相手を紹介します。

今回は初めてWBCに出場する世界ランキング15位のチェコ共和国です。

予選で元メジャーリーガーやMLBの若手有望選手を擁するスペインを破り、本戦の出場権を手にしました。

チームはほとんどの選手が国内のアマチュアリーグでプレーしており、マルティン・シュナイダー投手は消防士、外野手のアルノシュト・ドゥボビー選手は地理学を教えている高校教師、パベル・ハディム監督は神経科医として、野球以外の仕事をしています。

チームのメディアマネージャーであるルカシュ・エルコリ氏は「チェコは人口約1000万人の小国だが、我々は手ごわい相手ということを証明し続けてきた。ヤロミール・ヤーガー、ドミニク・ハシェック、デビッド・パストルナクといった偉大なアイスホッケー選手やサッカー選手を輩出してきた。そして野球界でも世界に衝撃を与えた。今回の功績により、チェコは球史にその名を刻むことになると思う」とWBCへの意気込みを語りました。

侍ジャパンが1次ラウンド第3戦で対戦するチェコ。実力は未知数ですが、世界ランキング1位の日本に対して、どのような野球をしてくるのか注目です。

【侍ジャパン1次ラウンドの日程】
9日　 中国戦
10日　韓国戦
11日　チェコ共和国戦
12日　オーストラリア戦