◇プロ野球パ・リーグ　日本ハム3×-1（16日、エスコンフィールドHOKKAIDO）

日本ハムの万波中正選手が、先頭打者ホームランとサヨナラホームランの2本のアーチを放ち、本拠地をわかせました。

1番ライトで先発出場した万波選手は、石川柊太投手のパワーカーブをとらえライトスタンドへの先頭打者ホームラン。「最高の1本になってくれた」と笑顔をみせます。

さらに同点の9回には守護神オスナ投手の初球153キロのストレートをレフトスタンドへ。自身初のサヨナラ打がホームランとなりました。打った瞬間、球場が大歓声に包まれ、「自分自身も鳥肌立ちながら、今まで以上の歓声を浴びてビリビリしながら一周してました」と興奮した様子で振り返りました。

この2本でホームラン24本でリーグトップに立つロッテのポランコ選手に2本と迫り本塁打王も視野。「自分にとっていい挑戦になっている」とタイトル獲得への意欲をのぞかせました。

万波選手で始まり、万波選手で終わった今日の試合。SNSでは「今日は万波祭り」「本当に華のある選手」「ほんとスター性の塊だよなと感じるよね」といった声が寄せられています。