◇プロ野球セ・パ交流戦 ヤクルト-楽天(4日、神宮球場)

楽天のドラフト1位ルーキー・荘司康誠投手が初勝利をかけ、マウンドに上がりました。

荘司投手はこの試合まで5試合に登板し、防御率3.06をマーク。前回登板となった5月28日の日本ハム戦では、9回3安打2失点の好投。しかし、0勝2敗と未だプロ初勝利をあげられていません。

立教大学出身の荘司投手にとって慣れ親しんだ神宮球場。プロ初勝利をかけて挑んだ登板でしたが、初回から制球が定まりません。

初回、1アウトを簡単に取るも、続く2番・山崎晃大朗選手と3番・青木宣親選手に連続フォアボールを与えます。

ここで迎えるはヤクルトの4番・村上宗隆選手。3ボール1ストライクからの5球目、ストレートをセンター前にはじき返され、タイムリーヒットを許します。

さらに、サンタナ選手にヒットで満塁にされると中村悠平選手にも2点タイムリーヒットを許し、2失点。この回、3安打と3つのフォアボールで3点を失いました。

2回は無失点に抑えたものの3回の攻撃で代打を送られた荘司投手、この日は2回55球3失点でプロ初勝利とはなりませんでした。