「陵侑にメダル争いをさせられなかった」 スキージャンプ・男子団体5位 メダル獲得ならず
◆北京五輪・大会11日目(2月14日)スキージャンプ・男子団体
スキージャンプ男子団体に、日本代表の佐藤幸椰選手、中村直幹選手、小林潤志郎選手、小林陵侑選手の4人が出場し、5位入賞を果たしました。日本はソチ五輪以来の2大会ぶりのメダル獲得とはなりませんでした。
金メダルはオーストリア、銀メダルはスロベニア、銅メダルはドイツとなっています。
1回目を5位で終えた日本。2回目になると追い風や横風に苦しみ思うようなジャンプができません。最後は個人で2つのメダルを獲得したエースの小林陵侑選手が、132.5mの意地のジャンプを見せ、最終順位を5位としました。
◆以下、試合後のインタビュー
【小林陵侑選手】
――男子団体メダルとはなりませんでしたが、いかがでしたか?
「メダルには届きませんでしたけど、この大会で学ぶことは多いと思うので、ここからどうしていくかだと思うので楽しみですね今後も」
――個人としてはどんな大会でしたか?
「結果としてはメダルとれたことはすごくうれしかったですし、今大会でもやっぱり前回大会のように学ぶことも多かったので、また4年後まで楽しみにしています」
――日本の皆さんに一言
「日本チームにたくさんの応援ありがとうございました。結果としては表彰台には届きませんでしたけど、みんなすごく集中していいパフォーマンスできたと思うので、今後も応援よろしくお願いします」
【佐藤幸椰選手】
――団体戦を振り返ってみて
「これだけ力を持った陵侑にメダル争いをさせることさえできなかったというのは、やっぱり一選手としてチームメートとして非常に言葉にならないですし、彼の選手としての価値の足を引っ張ってしまったなって言う気持ちの方が大きいです」
【小林潤志郎選手】
――2回目の五輪はいかがでしたか?
「団体のチームとしては最年長なので引っ張っていければという思いはあったんですけど、うまく引っ張っていけなかったのかなと思います」
【中村直幹選手】
――今日のジャンプをどう振り返りますか?
「自分の実力はこんなもんだと思いますし、まだまだここからペースアップしていかないと世界とは戦えないなと感じました。終わってみれば、結局悔しいものになってしまったのですが、絶対にリベンジしてやるぞと強く感じています」