MLB・ドジャースのロバーツ監督が日本時間16日、ドジャース1年目となる大谷翔平選手の人柄や実戦デビューについて言及しました。

昨年9月にトミー・ジョン手術を受けた大谷選手は、今季は二刀流を封印し、今季は打者での活躍が期待されています。

全体練習前にデーブ・ロバーツ監督が取材に応じ、「状態が良さそうです。大谷選手のバットからの打撃音は違いました。バレル(打球速度と打球角度の組み合わせ)全体練習の精度も良いです。パワーは特に素晴らしかったです。近くで見ていてスイングのスピードの速さは圧巻でした」と前日の打撃練習を振り返ります。

ロバーツ監督が関心をよせるのは、野球だけではありません。「とても特別な人です。初日にも話したと思いますが、大谷選手は謙虚で才能に満ち溢れていて、自分の身の回りで起きていることを理解しています」と人柄に触れます。

さらに「ライオンのような闘争心を兼ね備えています。これは特別な事だと思います。周りから期待される中で、常に集中を切らす事がありません。1日1日大谷選手の事を学んでいます。そして学ぶ度に彼への感謝と親しみの気持ちが増してきています」と話しました。

ドジャースは日本時間23日のパドレス戦から対外試合がスタート。大谷選手のドジャースデビュー戦については、「いつオープン戦に出られるかはわかりませんが、試合に出さないということは難しいと思います。オープン戦に出ると思います」と明かしました。