◇プロ野球パ・リーグ　ロッテｰソフトバンク(31日、千葉・ZOZOマリン)

去年5月に育成から支配下契約を勝ち取ったソフトバンク3年目の大関友久投手が先発のマウンドへ。

立ち上がり、初回を3人で終えると、その後もランナーを出しますが、4回まで無失点に抑えます。

5回にエチェバリア選手にソロホームランを打たれますが、その後も乱れることなく、落ち着いた投球を続けます。

7回、レアード選手をライトフライに打ち取るも、次の佐藤都志也選手にはレフト前に運ばれ、ここで交代。

6回1/3、85球を投げ、被安打6、奪三振5、与四死球0、失点1(自責1)の成績で勝ち投手の権利とともにマウンドを降りました。

野手も「大関に勝ちを付けてやりたい」という一心で、ロッテの美馬学投手を攻略し、ソフトバンクが3-1で勝利。大関投手にプロ初勝利をプレゼントしました。

チームは開幕6連勝を飾っています。

SNS上では名前にちなみ「横綱昇進できるんちゃうん？」、「大関が横綱のピッチングだった」などの声が寄せられました。

そして、ヒーローインタビューでもその渋い声が話題になりました。

「チームが連勝していたので、その流れに乗って投げられるようにという気持ちで投げました」と語った大関投手。

「野手の方に助けてもらいながら、なんとか自分のピッチングが出来たかなと思いました。次もしっかり準備をして、もっと長いイニングを投げられるように準備するので、また見に来てください」と締めくくりました。