青学・太田蒼生が初マラソンで“有言実行”のチャレンジ 36キロで途中棄権もレース前に話した将来の糧に【東京マラソン】
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果敢に世界のトップランナーに挑んだ青山学院大学の太田蒼生選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
◇東京マラソン2025(2日、東京都内)
青山学院大学4年生の太田蒼生選手は、初挑戦となった東京マラソンで途中棄権となりました。
2時間2分や3分台の世界トップレベルの選手が集結。日本記録(2時間4分56秒)を大きく超えるペースの先頭集団に日本勢で唯一つけます。
中間地点ではハーフマラソンの自己記録で1分以上速い1時間1分19秒で通過しましたが、徐々に後退。28キロ過ぎに第2集団にとらえられ、30キロから35キロのラップは18分を超えるなど、初マラソンは36キロ付近で途中棄権となりました。
レース前には「全体の先頭集団につく」と宣言。その理由として、「限界にチャレンジする意味でもありますし、自分の力を最大限引き出せる場所がそこかなと思う。たれても突っ込んでよかったと思う、価値あるレースにしたい。試合が一番いいトレーニングだと思うので、自分の力を最大限出したい。自分の調子が悪くても得られる経験がある。すべてはオリンピックの優勝のためにそうします」と話しており、世界を肌で感じるまさに有言実行のレースでした。
太田選手は、4年連続で箱根駅伝に出場し、箱根路をわかせた“駅伝男”。卒業後はプロランナーとして歩みます。この経験を糧に次はどんなレースをみせるのでしょうか。
青山学院大学4年生の太田蒼生選手は、初挑戦となった東京マラソンで途中棄権となりました。
2時間2分や3分台の世界トップレベルの選手が集結。日本記録(2時間4分56秒)を大きく超えるペースの先頭集団に日本勢で唯一つけます。
中間地点ではハーフマラソンの自己記録で1分以上速い1時間1分19秒で通過しましたが、徐々に後退。28キロ過ぎに第2集団にとらえられ、30キロから35キロのラップは18分を超えるなど、初マラソンは36キロ付近で途中棄権となりました。
レース前には「全体の先頭集団につく」と宣言。その理由として、「限界にチャレンジする意味でもありますし、自分の力を最大限引き出せる場所がそこかなと思う。たれても突っ込んでよかったと思う、価値あるレースにしたい。試合が一番いいトレーニングだと思うので、自分の力を最大限出したい。自分の調子が悪くても得られる経験がある。すべてはオリンピックの優勝のためにそうします」と話しており、世界を肌で感じるまさに有言実行のレースでした。
太田選手は、4年連続で箱根駅伝に出場し、箱根路をわかせた“駅伝男”。卒業後はプロランナーとして歩みます。この経験を糧に次はどんなレースをみせるのでしょうか。
最終更新日:2025年3月2日 14:02