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【MLB】ヤンキースが両チーム5度の逆転劇制し勝利 ジャッジ3三振で沈黙もバードゥーゴが決勝打

2024年10月6日 12:03
【MLB】ヤンキースが両チーム5度の逆転劇制し勝利 ジャッジ3三振で沈黙もバードゥーゴが決勝打
地区シリーズ初戦に勝利し喜ぶジャッジ選手(中央)(写真:AP/アフロ)
MLB 地区シリーズ ヤンキース6-5ロイヤルズ(日本時間6日、ヤンキー・スタジアム)

ヤンキースが接戦を制し地区シリーズ初戦を制しました。

2回に先制点を許したヤンキースは3回、先頭のアレックス・バードゥーゴ選手がヒットで出塁すると1番のグレイバー・トーレス選手がライトスタンドへ2ランを放ち逆転します。

しかし直後の4回、ヤンキース先発のゲリット・コール投手が1アウトからフォアボールで出塁を許すと6番のMJ・メレンデス選手にライトスタンドへ運ばれ勝ち越しを許します。

それでも5回にフォアボールとヒットでノーアウト満塁のチャンスを作ると、2つの押し出しを奪い再びヤンキースが勝ち越し、4-3としました。

ところが6回、ノーアウトランナー1塁からマウンドに上がったティム・ヒル投手は味方のエラーなどで1アウト2塁・3塁とされると、タイムリーを打たれ4-5とまたもリードを奪われます。

何度もリードを許す苦しいヤンキースですがその裏、ランナー1塁2塁から4番・オースティン・ウェルズ選手がライト前へヒットを放つと2塁ランナーがかえり同点、7回にはランナー2塁でバードゥーゴ選手がレフトへタイムリーを放ちヤンキースはこの日3度目の逆転に成功。ホームのスタジアムを大歓声に包みました。

1点リードのまま8回2アウトからマウンドに上がった今季62試合で防御率2.89のルーク・ウィーバー投手が9回を3人で終わらせ両チーム合わせて5度の逆転劇があった試合に勝利しました。

今季58本塁打、打点144、打率.322でヤンキース攻撃陣の中心であるアーロン・ジャッジ選手は4打数無安打3三振1四球と精彩を欠きましたが、ジャッジ選手を封じられながらもヤンキースが地区首位の底力を見せ、地区シリーズ初戦を1点差ゲームで制しました。
最終更新日:2024年10月6日 13:47