現地時間27日(日本時間28日)、アメリカプロバスケットボールリーグ、NBAのロサンゼルス・レイカーズが、所属する八村塁選手に、クオリファイング・オファーを提示したと正式発表しました。

クオリファイング・オファーとは1年契約のオファー。今後、八村選手が他チームと契約交渉して合意となった場合、レイカーズはその契約内容を確認し、同条件を出すか2日間猶予が与えられ、出すと決めれば八村選手を残留させることができます。

レイカーズとの契約が2022-23シーズンまでとなっている八村選手は、この提示によって制限付きフリーエージェントとなります。

4年目となった2022-23シーズンはウィザーズでスタートし、1月23日にレイカーズへトレード移籍した八村選手。今季はスターターとしても活躍し、平均11.2得点、4.5リバウンド、3ポイント成功率31.9を記録。チームのプレイオフ進出に貢献し、日本人初の地区決勝に出場するなど飛躍の年となりました。また今月27日に、NBAでの来季の契約や、コンディショニングなどを考慮し、W杯日本代表への招集を見送ると発表しました。

NBAのFA交渉は現地時間6月30日、東部時間午後6時(日本時間7月1日午前7時)に解禁。今後、八村選手に対してどのチームが接触し、どんな交渉があるのか注目されます。