プロ野球・日本ハムは8日、独立リーグのルートインBCリーグ・茨城アストロプラネッツのアレン・ハンソン内野手(30)と契約合意したことを発表しました。背番号は94。

ドミニカ共和国出身で右投げ・両打ちのハンソン選手は2016年にパイレーツでメジャーデビューを果たすと、ホワイトソックスやジャイアンツ、ブルージェイズと4球団を渡り歩き、通算261試合に出場。打率.233で12本塁打、55打点という成績。守備では主にセカンドを守りましたが、ピッチャーとキャッチャー以外はすべてのポジションを経験したユーティリティー性を持ち合わせています。

20年からはドミニカウインターリーグでプレーし、今年からは日本の独立リーグ・茨城に加入。8試合で7安打、1本塁打、6打点、打率.233をマークしていました。

ハンソン選手は球団を通じて「今回の移籍を実現してくださった茨城アストロプラネッツと北海道日本ハムファイターズの両球団に感謝いたします。毎日全力で100％を出し切ります。チーム内での自分の仕事を理解し、実行し、チームの勝利に貢献します。ファンの皆様には、アレン・ハンソンという選手のプレーを楽しんでいただければと思います」とコメント。

また稲葉篤紀ゼネラルマネージャー(GM)は「メジャーリーグでも多くのポジションを守り、長打も多く、アスリートタイプの選手でスイッチヒッターであることから、今のチームにとって必要な戦力だと思います。メジャーやマイナー、ドミニカや日本などの様々な環境でプレーをしてきた経験を存分に発揮してもらえたらと思います。シーズン途中の移籍になりますが、ファイターズでも様々な役割でのプレーに期待をしています」とコメントしました。