◇セ・パ交流戦　ロッテー広島　(11日、ZOZOマリン)

ロッテ先発・佐々木朗希投手を前に4回まで無安打と苦しむ広島。しかし4点を追いかける5回、羽月隆太郎選手のタイムリーヒットで2点を返しました。

この回先頭の松山竜平選手は、ストレートを正面に打ち返すと、佐々木投手の完全投球を阻止する内野安打とします。

その後田中広輔選手が四球、デビッドソン選手がセンター前ヒットで出塁し、2アウト満塁のチャンスを作ります。

続く打席には、今シーズン無安打の羽月隆太郎選手が立ちます。佐々木投手の日本人最速タイの165キロのストレートを含む投球を、8球粘ります。

最後は9球目のストレートをレフト前に運び、今季初ヒットが2点タイムリーとなりました。

佐々木投手はZOZOマリンで行われる今季のデーゲームでの防御率は『0.00』と好調でしたが、これで今シーズン初失点。

佐々木投手の記録を打ち破った羽月選手の活躍にファンからは「165キロ粘って打ったのまじすごすぎた」「羽月くんの粘りすごく良かった」と称賛の声が多数寄せられていました。