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【フレッシュ球宴】MVPは阪神ドラ1・森下翔太 打線爆発のウエスタン選抜がイースタン選抜に快勝 4年ぶりに勝利飾る

2023年7月18日 21:08
◇プロ野球フレッシュオールスターゲーム ウエスタン選抜7ー3イースタン選抜(18日、富山市民球場アルペンスタジアム)

プロ野球の将来を担う次世代スター候補選手が集結した「フレッシュオールスターゲーム」。富山で開催となった今年はウエスタン選抜が7-3とイースタン選抜を下し、4年ぶりに勝利をしました。

試合はウエスタン選抜の打線が初回から見せます。1アウトランナー1、2塁といきなりチャンスを作ると、打席には4番に座った阪神の22年ドラフト1位ルーキー・森下翔太選手。DeNAの21年ドラフト1位・小園健太投手が投じた2球目、アウトコースのストレートを捉えるとライト方向へ。走者一掃のタイムリー2ベースとなり、幸先良く先制します。

さらにウエスタン選抜は3回、2アウトランナーなしでオリックスの21年ドラフト2位・野口智哉選手に打席が回ってくると、ヤクルトの21年ドラフト5位・竹山日向投手との対戦。3球目、インコース高めのストレートを完璧に捉えると本塁打確信の当たり。打球はそのままライトポール際に飛び込むソロホームランとなり、さらに1点を加えます。

6回にイースタン選抜に2点を返されますが、7回に打線が爆発。阪神の22年ドラフト3位・井坪陽生選手のタイムリーヒットで2点を追加すると、なおも続く2アウトランナー2塁のチャンスで打席には第2打席でホームランを放っている野口選手。対するは楽天の22年ドラフト6位・林優樹投手。3球目、インコースのカーブを捉えた打球はライトへのタイムリーヒットに。野口選手はこのヒットで3安打猛打賞をマークします。

なおも続くランナー2塁の場面で、打席には森下選手。4球目のアウトコースのストレートを捉えると、こちらもセンターへ落ちるタイムリーヒットに。野口選手に続き森下選手も3安打猛打賞をマークします。

この回4点を加え、試合を決定づけたウエスタン選抜。7-3で勝利を収め、2019年以来4年ぶりの勝利となりました。またMVPには先制タイムリーを含む3安打3打点の活躍を見せた森下選手が受賞。阪神の選手が受賞するのは2012年・中谷将大選手以来、11年ぶりの快挙となりました。
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