◇NBA サンアントニオ・スパーズ132ー121フェニックス・サンズ(日本時間3日、フットプリント・センター)

渡邊雄太選手が所属するフェニックス・サンズは日本時間3日、ホームでサンアントニオ・スパーズと対戦し、121-132で敗れ2連敗となりました。

日本時間1日にもスパーズと対戦したサンズは“ビッグ3”の一角を担うデビン・ブッカー選手が約1週間ぶりに復帰。ケビン・デュラント選手らとともにスタメンに名を連ねます。一方、スパーズは“怪物ルーキー”のビクター・ウェンバンヤマ選手が出場。

試合は序盤からサンズが追う展開に。第1クオーター開始4分でいきなり13-0とスタートダッシュを許します。サンズはデュラント選手を中心に得点を重ねていきますが、224センチとリーグ屈指の長身を誇るウェンバンヤマ選手のインサイドを止めることができず。前半55-75と大量リードを許します。

渡邊選手も第1クオーター途中から出場機会を得ますが、開幕から4試合連続で成功していた3ポイントがこの日は不発。フリーの場面で2本試投しますが、ともに外れ前半わずか2得点にとどまります。

第3クオーター終了時点で14点差を追う厳しい展開を強いられていたサンズですが、最終第4クオーターに反撃に転じます。ウェンバンヤマ選手がベンチに下がると、ブッカー選手が得点を量産。渡邊選手もフリースローを決めるなど、怒とうの追い上げを見せ、試合時間残り4分で116-116と同点に追いつきます。

アリーナは逆転ムードに包まれますが、この日の主役はウェンバンヤマ選手でした。インサイドでボールをもらうとディフェンスを物ともしない高さでシュートを決めると、3ポイントも決めるなどあらゆるエリアから得点を量産。終盤に突き放されたサンズは121ー132で敗れました。

ウェンバンヤマ選手は自己最多38得点（3ポイント3本成功）10リバウンド2アシスト1スティール2ブロックと驚異の成績。渡邊選手も今季最長となる26分01秒の出場を果たしましたが、3ポイントが1本も決まらず。3得点4リバウンドという成績でした。