「40年勝てなかったのがくやしい」レスリング文田健一郎が金メダル 日本のグレコローマンの大きな1歩に
金メダルを獲得したレスリングの文田健一郎選手(写真:ロイター/アフロ)
◇パリオリンピック2024 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級 決勝(大会12日目=現地時間6日、シャンドマルス・アリーナ)
東京オリンピック銀メダリストの文田健一郎選手が決勝で中国の曹利国選手を倒し、1984年のロサンゼルスオリンピック以来、40年ぶりの金メダルを獲得しました。
2大会連続の決勝進出となった文田選手は、第1ピリオドから前に出て、終始相手を圧倒します。第2ピリオドでも守りに入らず攻めていき、4-1で逃げ切り勝ち。念願の金メダルを獲得しました。
試合後は、言葉を詰まらせながらも「本当に紆余曲折があって、経験したことのないような苦しい期間があって、それと同じくらい楽しいこともあって、そのプラスが上回ってたから今回優勝することができた」と振り返りました。
また、スタンドには応援団が大声援を送り、試合終了が近づくにつれ「文田コール」が会場に鳴り響きました。「しっかりつかまってろよってくらいの気持ち」で戦ったという文田選手は「ずっと声援を送ってくれてる人の思いを、全部胸の国旗にしまえて戦えたのでそれがすごい力になった」と感謝を口にしました。
1984年のロサンゼルスオリンピック以来の金メダルについて「40年ぶりにすごいことをしたというか40年勝てなかったのがくやしい」と語る文田選手。インタビューの最後には「この一歩というかもう一度40年ぶりに動き出した日本のグレコローマンがこのまま2歩3歩って闊歩(かっぽ)していけるようなそんなメダルになればいいな」と目を潤ませました。
東京オリンピック銀メダリストの文田健一郎選手が決勝で中国の曹利国選手を倒し、1984年のロサンゼルスオリンピック以来、40年ぶりの金メダルを獲得しました。
2大会連続の決勝進出となった文田選手は、第1ピリオドから前に出て、終始相手を圧倒します。第2ピリオドでも守りに入らず攻めていき、4-1で逃げ切り勝ち。念願の金メダルを獲得しました。
試合後は、言葉を詰まらせながらも「本当に紆余曲折があって、経験したことのないような苦しい期間があって、それと同じくらい楽しいこともあって、そのプラスが上回ってたから今回優勝することができた」と振り返りました。
また、スタンドには応援団が大声援を送り、試合終了が近づくにつれ「文田コール」が会場に鳴り響きました。「しっかりつかまってろよってくらいの気持ち」で戦ったという文田選手は「ずっと声援を送ってくれてる人の思いを、全部胸の国旗にしまえて戦えたのでそれがすごい力になった」と感謝を口にしました。
1984年のロサンゼルスオリンピック以来の金メダルについて「40年ぶりにすごいことをしたというか40年勝てなかったのがくやしい」と語る文田選手。インタビューの最後には「この一歩というかもう一度40年ぶりに動き出した日本のグレコローマンがこのまま2歩3歩って闊歩(かっぽ)していけるようなそんなメダルになればいいな」と目を潤ませました。