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高校サッカーで全国制覇を経験 Jリーガーの田部井涼が高校野球・仙台育英須江監督の言葉に感じた思い

2022年8月24日 18:11
高校サッカーで全国制覇を経験 Jリーガーの田部井涼が高校野球・仙台育英須江監督の言葉に感じた思い
前橋育英出身で横浜FC所属の田部井涼選手
サッカーJ2で首位に立つ横浜FCが、23日に練習を公開。大卒ルーキーとして横浜FCの中盤で頭角を現している田部井涼選手が、取材に応じました。

田部井選手は、第96回全国高校サッカー選手権大会で前橋育英(群馬)の主将として全国制覇を果たしています。前日の22日に夏の甲子園で優勝した、仙台育英・須江航監督の優勝インタビューの言葉や、自身の高校時代の経験を踏まえて、コロナ禍を生きる高校生への思いを語りました。

「青春ってすごく密なので。でもそれが全部ダメだと言われたが、苦しい中で諦めないで全国の高校生が本当によくやってくれた」

須江監督の3年生部員への思いが込められた言葉。

この言葉を聞いた田部井選手は「自分が3年生の時、野球部も甲子園に出場した。現地に野球部の応援にも行き、逆に野球部もサッカー部の応援に来てくれた。切磋琢磨(せっさたくま)しながらいい関係が築けていたし、今考えると高校時代っていうのは一番アツかった。今の高校生はコロナや規制などもあって辛かったと思う」と語りました。

自身も出場した全国高校サッカー選手権出場を目指す高校生に向けては、「選手権は積み重ねてきたことが全て出る大会。自分達を信じてやれば必ず結果は出るので、お世話になった方々の思いを背負ってサッカーを楽しんで欲しい」とエールを送りました。

第101回全国高校サッカー選手権大会は12月28日開幕予定です。