7月3日にイギリス・ロンドンで開幕するグランドスラム(四大大会)のひとつウィンブルドン選手権。日本からは男子シングルス本戦に5人が出場します。

西岡良仁選手(世界ランク27位)は今年の全豪・全仏に続いてシード選手[第24シード]として出場します。西岡選手は全豪・全仏ではいずれもベスト16(4回戦)まで勝ち上がっています。

また、島袋将選手(同162位)と望月慎太郎選手(209位)は予選を勝ち抜きました。ともに初めての四大大会本戦の出場権をウィンブルドンで手にしました。望月選手は2019年ウィンブルドンのジュニア部門で日本男子選手として初めて優勝しています。

そして予選の決勝でやぶれたものの欠場者が出たため本戦出場権を得た選手であるラッキー・ルーザー枠でダニエル太郞(105位)と綿貫陽介(115位)も本戦出場となりました。

◇日本人選手の1回戦のカード　［数字］はシード順位
西岡良仁[24]vs.ダニエル・エライ・ガラン(コロンビア)世界84位
島袋将vs.グリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)[21] 世界24位
望月慎太郎vs.トミー・ポール(アメリカ)[16]世界17位
ダニエル太郞vs.ベン・シェルトン(アメリカ)[32] 世界35位
綿貫陽介vs.マルク・アンドレア・フエスラー(スイス)世界83位


一方、ケガによる長いブランクからの復活途上の錦織圭選手は、復帰戦で優勝したツアー下部大会のチャレンジャーカップに2週連続での出場を表明。さらに7月下旬にはツアー大会に主催者推薦枠(ワイルドカード)で出場することも内定しています。

8月末に開幕する全米オープンテニスへの出場を目指すことを公言した錦織選手を含め、テニス日本男子選手たちの戦いから目を離せません。