【解説】大谷選手、史上初「50ー50」達成 残り9試合、記録はどこまで?
ドジャースの大谷翔平選手の偉業達成について、元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんが解説します。
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森圭介キャスター
「20日の大谷選手の成績は、6打数6安打、ホームラン3本、3打席連続です。さらには10打点、2盗塁ということで、この試合で“51本塁打・51盗塁”に到達しました」
元メジャーリーガー 五十嵐亮太さん
「やはり想像を超えてきますよね。年間を通して人から『すごいすごい』と言われ続けていますが、こんなに『すごい』と言われる人は、いないですよ」
森キャスター
「まだ試合は残っていて、レギュラーシーズンはあと9試合あります。これは期待も高まりますね」
陣内貴美子キャスター
「ここから先はさらに、私たちには考えられない領域に入りますからね。いくんじゃないですか」
森キャスター
「いま、シーズン51本塁打・51盗塁の“51ー51”です。この記録はどこまで伸びますか」
五十嵐亮太さん
「いって2本から5本だと思います」
森キャスター
「5!」
五十嵐亮太さん
「それを超えたら、僕は予想するのをやめます。もう無理ですよ。普通に考えたら、いって5本ですよ。いかない可能性が高いです」
森キャスター
「それくらい、読めないということなんですね」
森キャスター
「盗塁については、これまでメジャー4年目の26盗塁が過去最高でしたが、今回はメジャー7年目で倍近い51盗塁。五十嵐さん、この数字はどうみたらいいんですか」
五十嵐亮太さん
「大谷選手がその気になれば、なんでもできるということを証明していると思います。走塁技術をキャンプから一生懸命やってきたのですが、一番はチームが勝つためです」
「投手陣がいま不安定なので、1点でも多く取らなければいけないとなると、大谷選手が盗塁を試みる回数は増えるんです。ただ、それで成功する確率が高くなるかというと、そういうわけではないので、大谷選手はすごいです」
森キャスター
「成功率が高かったですね」
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『news every.』では残るレギュラーシーズン、そしてプレーオフまで大谷選手の一挙手一投足をお伝えしていきます。