大坂なおみベスト8敗退もマッチポイント3度しのぐ精神力みせる 激闘演じたプリスコバもねぎらう
テニスの大坂なおみ選手は16日、カタール・トータルエナジー・オープンの準々決勝で、チェコのカロリナ・プリスコバ選手と対戦。大坂選手は6-7(6-8)、6-7(5-7)で敗れたものの、相手選手からは賛辞の言葉が送られました。
出産などを経て、今年1月に1年3か月ぶりに復帰。これが復帰4大会目となり、初戦は全豪オープンで敗れたフランスのキャロリーン・ガルシア選手に勝利。2回戦でクロアチアのペトラ・マルティッチ選手を破ると、3回戦は不戦勝でベスト8に進みました。
元世界ランク1位同士の対決。大坂選手は現在は747位で、プリスコバ選手もここ数年苦しみ59位。両者は1月のブリスベーン国際であたり、プリスコバ選手が勝利を挙げていました。
試合は大坂選手が第1セットだけで6度のサービスエースを奪えば、プリスコバ選手も高いファーストサーブの確率で互いにサーブゲームを死守。タイブレークはややサーブの確率に苦しんだ大坂選手が落とします。
第2セットは大坂選手がブレークし幸先良くスタート。しかし、第4ゲームでブレークバックを許します。第5ゲームもミスが続き、ラケットをコートに落とし、悔しさをあらわにしました。
それでもここから崩れない強さもみせます。その後はキープ合戦を続け、第10ゲームで1度、第12ゲームで2度のマッチポイントをしのぎ意地をみせました。
第2セットもタイブレークの末に敗れ、結果としてはストレート負け。それでも観客からは大きな声援が大坂選手に送られました。
前の週に4季ぶりの優勝を飾り好調のプリスコバ選手は「今週もこれだけトッププレイヤーに勝てたのが信じられない」と試合後に笑顔。
続けて「特に、あれだけのチャンピンであるナオミ。すでに今年対戦していて、楽な試合ではないことは分かっていた」と語り、「何とかしのいで第3セットにもつれなくて良かった。もつれていたら難しかっただろう」と大坂選手との激闘を表現しました。
大坂選手はこの試合、サービスエースは10本、ウィナーは36本をマーク。プリスコバ選手もサービスエースは8本を数え、トータルポイントは86点と互角。勝負所で屈しましたが、後半にかけて雄叫びもあげた大坂選手に「ナオミ!」と観客もそのプレーに熱狂しました。
試合後にSNSを更新。「ドーハは間違いなく私が今まで訪れた中で最も美しい街の一つです。ここでプレーするのは本当に楽しいです、すべてのサポートに感謝します。愛しています、また来年会いましょう」とつづり、次なる戦いを見据えます。