「最高の笑顔と素晴らしいエネルギーをもらった」巨人・ウォーカーがソフトバンク・高橋礼&泉圭輔とトレード
ウォーカー選手はプロ野球1年目の2022年には124試合に出場し、打率.271、本塁打23、打点52という成績を残しましたが、守備で送球難などの課題を抱えていました。
今季はブリンソン選手が1軍で起用されることが多く、ウォーカー選手の1軍出場は57試合にとどまっていました。指名打者制のあるパ・リーグなら出場機会も今季よりは増えると思われます。
ウォーカー選手はチームメート、首脳陣、そしてファンからも愛されるナイスガイ。自身が小さい頃に野球選手によくしてもらったことを忘れず、自分が野球選手になってからは、少しでも恩を返そうと、ファンとの交流を積極的に行っています。
日本の文化もしっかり学んでいて、日本語を勉強したり、遠征で地方に出たときには名跡を訪れたりしています。
ウォーカー選手は球団を通じて「読売ジャイアンツでの時間は、私の人生を変える経験でした。ジャイアンツの一員として歓迎してくれたチームメイト、監督・コーチ陣、スタッフの全員に感謝します。そしてすべてのジャイアンツファンの皆さん、ありがとうございました。皆さんの声援は、私にとってかけがえのないものでした。私は常に、ファンへ笑顔を届けることを願ってプレーし、皆さんからは最高の笑顔と素晴らしいエネルギーをいただきました。いつも応援ありがとうございました。これからも頑張ります」とコメントしています。
また、ウォーカー選手のソフトバンクでの背番号が『28』に決定しました。
一方、アンダースローの高橋投手は、17年ドラフト2位でソフトバンクに入団。2年目の19年は、12勝6敗、防御率3.34をマークし新人王を獲得しました。翌20年は、救援で52試合に登板。4勝2敗23ホールド、防御率2.65でブルペンを支えました。今季は5試合に登板し、0勝2敗、防御率10.80の結果でした。
また、泉投手は、2018年、ドラフト6位でソフトバンクに入団。1年目から主にリリーフとして登板。1年目に防御率1.96をマークすると、2年目は防御率2.08、3年目も防御率2.73と安定した投球を見せていました。今季は1軍で3試合に登板し、0勝0敗、防御率16.88の成績でした。
背番号は、高橋選手が『28』、泉選手が『63』にそれぞれ決定しました。