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ジョコビッチ3回戦敗退に「自分のレベルは本当に低い」 20歳の勝者は「奇跡」と興奮 世界ランクは27アップ

2024年3月12日 16:16
ジョコビッチ3回戦敗退に「自分のレベルは本当に低い」 20歳の勝者は「奇跡」と興奮 世界ランクは27アップ
ノバク・ジョコビッチ選手(写真:AP/アフロ)
テニス BNPパリバ・オープン男子シングルス3回戦 L.ナルディ 2-1 N.ジョコビッチ(日本時間12日、アメリカ)

世界ランク1位のN.ジョコビッチ選手は、3回戦で世界ランク123位のL.ナルディ選手(20)と対戦。

圧倒的な実績を持つジョコビッチ選手ですが、ナルディ選手にスライスで翻弄されたり、サーブミスをしたりと、第1セットを落とします。

続く第2セットは相手の逆をつくショットなどで奪い返しますが、最終セットもミスが続くと、最後はサービスエースを決められ1-2で敗退。

勝利したナルディ選手は「これは奇跡だと思う」と興奮気味に答え、「この夜まで、僕のことを誰も知らなかったと思っている」と話しました。

ジョコビッチ選手は試合後、「彼のことはよく知らなかったけど、プレーを見ていて彼の持ち味が分かった。ベースラインからのテニス、特にインサイドのテニスが素晴らしいし動きがいい。とても才能がある」とナルディ選手を讃え、自身のプレーについては「自分にはもっと驚いたよ。自分のレベルは本当に、本当に低い。彼は素晴らしい一日だった。僕は本当に最悪な一日だったんだ」と振り返りました。

これにより勝利したナルディ選手の世界ランクは一時96位へと、27ランクアップしました。