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【国民栄誉賞】車いす・国枝慎吾が受賞 スポーツ界では13例目 これまで王貞治や羽生結弦が受賞

2023年3月3日 12:41
【国民栄誉賞】車いす・国枝慎吾が受賞 スポーツ界では13例目 これまで王貞治や羽生結弦が受賞
これまでに12組のスポーツ選手が国民栄誉賞を受賞【写真:代表撮影/日刊スポーツ/アフロ・写真:日刊スポーツ/アフロ】
政府は3日、車いすテニスの四大大会で通算50度の優勝、さらに四大大会とパラリンピックで優勝する「生涯ゴールデンスラム」を達成し、1月に現役引退を発表した国枝慎吾さんに対し、国民栄誉賞を贈ることを正式決定しました。

国枝さんに贈られる国民栄誉賞は、これまでスポーツ界から12組が受賞しました。

プロ野球で通算868本塁打を放った王貞治さんや、ロサンゼルス五輪で柔道・金メダリストの山下泰裕さん、野球界で輝かしい功績を残した長嶋茂雄さんや松井秀喜さんが受賞。近年では、フィギュアスケートで五輪2大会連続金メダルを獲得した羽生結弦さんが受賞しました。

■国民栄誉賞 スポーツ選手受賞者一覧と功績

・王貞治さん(野球)1977年9月5日受賞
功績:ホームラン新記録達成の功

・山下泰裕さん(柔道)1984年10月9日受賞
功績:柔道における真摯な精進 前人未到の記録達成の功

・衣笠祥雄さん(野球)1987年6月22日受賞
功績:野球における真摯な精進 前人未到の記録達成の功

・元横綱 千代の富士(相撲)1989年9月29日受賞
功績:真摯な精進 相撲界への著しい貢献の功

・高橋尚子(陸上)2000年10月30日受賞
功績:2000年シドニーオリンピック女子マラソンで優勝陸上競技で日本女子選手初の金メダルを獲得し国民に深い感動と勇気を与えた功

・FIFA女子ワールドカップ ドイツ2011日本女子代表チーム(サッカー)2011年8月18日受賞
功績:「なでしこジャパン」の愛称そのままに日本女性の素晴らしさを存分に世界に示し東日本大震災の災禍から立ち上がらんとする被災者とすべての国民に勇気と感動を与えた功

・吉田沙保里(レスリング)2012年11月7日受賞
功績:世界選手権大会 オリンピック競技大会を通じて世界大会13連覇というレスリング競技史上前人未到の偉業を成し遂げ多くの国民に深い感動と社会に明るい希望 勇気を与えた功

・元横綱 大鵬(相撲)2013年2月25日受賞
功績:大相撲史上最多となる32回の幕内優勝などの輝かしい功績を残し国民的な英雄として社会に明るい夢と希望と勇気を与えた功

・長嶋茂雄(野球)2013年5月5日受賞
功績:我が国野球史上に残る輝かしい功績と顕著な貢献 国民的スターとして国民に深い感動と社会に明るい夢と希望を与えた功

・松井秀喜(野球)2013年5月5日受賞
功績:野球界に世界的な功績と新たな足跡を残し社会に大きな感動と喜び、青少年に明るい夢と希望を与えた功

・伊調馨(レスリング)2016年10月20日受賞
功績:オリンピック競技大会史上初めて 女子個人種目4連覇という世界的偉業を成し遂げ 多くの国民に深い感動と勇気 社会に明るい希望を与えた功

・羽生結弦(フィギュアスケート)2018年7月2日受賞
功績:冬季オリンピック個人種目 日本人初の連覇 フィギュアスケート男子シングル競技66年ぶりの連覇など世界の歴史に残る快挙を達成し多くの国民に深い感動と勇気を 社会に明るい夢と希望を与えた功