◇プロ野球セ・パ交流戦 ロッテ5―4DeNA（12日、ZOZOマリン）

専修大学から育成出身の2年目の左腕、ロッテ・佐藤奨真投手(24)がプロ初勝利。初のお立ち台で喜びを語りました。

初回、先頭バッターにいきなりヒットを許しますが、DeNAの4番・牧秀悟選手をチェンジアップで三振を奪う上々の立ち上がり。2回には3つのアウトをすべて三振で奪いました。

6回にDeNA佐野恵太選手に、ホームランを打たれ2失点を喫しますが、直後に味方が勝ち越し。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りました。6回2失点7奪三振の好投。今季4度目の先発でプロ初勝利をつかみ取りました。

▽以下、佐藤奨真投手のヒーローインタビュー主な内容

――プロ初勝利について

「1勝目、やっと取れて、ホッとしています」

――自身のピッチングについて

「立ち上がりで先頭バッターを出しちゃったんですけど、しっかりその後抑えられて、次の裏にマーティンが2ランHRを打ってくれて、ちょっと気持ちが楽になりました」

――自己最多の7奪三振の要因

「追い込んでからチェンジアップがいいところにいってくれたので、そこが三振7個につながったと思います」

――初勝利のボールは？

「きょう、父親が見に来ているので、父親に渡したいと思います」

――父親へのメッセージは？

「勝つまで毎試合応援に来てもらったので、そこは感謝しています。ありがとうございます」

――育成入団から2年目、支配下登録、初勝利。ここまでの道のりを振り返って？

「自分の中ではうまくいきすぎているかなというのもあるので、思い上がらずに、しっかりと明日から取り組んでいきたいと思います」

――今後の目標は？

「きょうみたいなピッチングを毎試合できるように、いずれ100勝、150勝と重ねていけるようなピッチャーになっていきたいと思います」

――ファンにメッセージを。

「またこれからどんどん勝てるように頑張っていくので、応援よろしくお願いします」