プロ野球・ヤクルトで戦力外通告を受けていた奥村展征選手(28)が10日に自身のSNSを更新し、現役引退を発表しました。

奥村選手は2013年、日大山形高からドラフト4位で巨人へ入団。その後15年に人的補償でヤクルトへ移籍。16年には1軍デビューを果たすと、内外野と様々なポジションをこなすユーティリティプレーヤーとして2023年まで7年間プレーしました。

しかし10月31日にヤクルトとの契約が途切れた奥村選手。この日自身のSNSでは関係者への感謝の言葉を述べました。

▽以下、奥村選手のSNS全文

ご報告

戦力外通告を受け悩み抜いた末に現役を引退します。ここまで沢山の声援を頂いて僕の中ではもっともっと活躍して皆さんに恩返ししたいという強い思いでやって参りましたが目標には届きませんでした。

しかし、ここまでプロ野球生活10年間出来たのは紛れも無く皆さんの声援があったからだと思っています。高校卒業後プロの世界に飛び込んで1年1年皆さんと一緒に歩んで来た結果が今の結果だと思います。目標に届かなかったにも関わらず今こんなにも幸せと思えている事にとても感謝してます。

10年間でお世話になった、読売巨人軍、ヤクルト球団、監督、コーチ、スタッフ、選手、両親、家族、友人、そしてファンの皆様、全ての皆様に感謝してます。本当にありがとうございました。

選手としては終わってしまいますが次の道でまた1から、いや、0からコツコツ積み重ねて成長して行きたいと思います。なのでこれからの道も応援して頂けたら嬉しいです。次の道は近く発表出来ると思いますのでその時が来たら報告させて頂きます。

【奥村展征選手　通算成績】
216試合出場　391打数78安打　2本塁打　24打点、打率.199