プロ野球、先週火曜日の巨人戦で第55号ホームランを放ち、王貞治さんの記録に並んだヤクルト村上宗隆選手。

日本人最多となる第56号へ期待がかかる中、16・17日は中日と対戦、18日は阪神と対戦しました。

ここ3試合は14打席1安打4三振、5四球（うち申告敬遠は2）となっています。

特徴的なのがカウント数、申告敬遠を除くと12打席で7度がフルカウントに。ボール球を確実に見極め、追い込まれるまでは狙い球に絞る印象となっています。

17日の中日戦では、今季3本と最もホームランを放ち好相性の小笠原慎之介投手との対決。それでも相手バッテリーもこれまでと攻め方を変更。

3打席対決し全てフルカウントで計19球、その全球がアウトコース周辺。インコースには一度も来ませんでした。結果は2三振、1四球とバッテリーに軍配があがります。

さらにこの試合、申告敬遠をのぞき第5打席と第6打席でも、フルカウントまで粘った村上選手。この２打席も全てインコースには来ない配球となりましたが、第5打席は四球、第6打席はアウトコースやや甘めに入ったスライダーを見逃さず2ベースヒットを放ちました。

56号への期待やプレッシャーがかかるなか、強引なバッティングをせず、持ち前の選球眼でボールをしっかり見極めている村上選手。

残り12試合でどこまで成績を伸ばせるか注目です。