◇プロ野球セ・リーグ 中日-阪神(14日、バンテリンドーム)

中日の福永裕基選手が、驚異の粘りをみせて球場をわかせました。

1点を追う4回、先頭のカリステ選手が阪神先発の西勇輝投手からツーベースヒットで出塁。

好機で4番の福永選手は、2ボール2ストライクと追い込まれますが、5球目から12球連続ファウルと驚異の粘り。球数を重ねるごとに球場からも大きな歓声が上がります。

決着は17球目。福永選手がアウトコースの変化球にくらいつきセカンドゴロ。アウトとなりますが、ランナーを3塁へ進める進塁打となりました。

これにはランナーのカリステ選手も3塁上で笑顔。西投手は、福永選手を打ち取ったあと、マウンドを降りて水分補給をとる一幕もありました。

その後、続く細川成也選手が死球で1アウト1、3塁へチャンスが拡大。しかし高橋周平選手がピッチャーゴロで併殺に倒れ、得点とはなりませんでした。