【J1順位表】神戸、横浜FM、名古屋の上位3チーム勝利 最下位G大阪8試合ぶりの勝利で17位湘南との勝ち点差『1』
サッカー明治安田生命J1リーグ第15節の9試合が27日、28日に開催されました。
首位神戸、2位横浜FM、3位名古屋はそろって勝利。3連勝のC大阪は5位浮上。2試合連続引き分けの鹿島は7位に順位を下げました。最下位G大阪は8試合ぶりの勝利で17位湘南との勝ち点差を『1』としています。
また現在の順位の試合数は、浦和が2試合、広島と湘南が1試合少ない状況となっています。
◇名古屋2-1札幌(札幌ドーム)
◆得点者
【名古屋】キャスパー・ユンカー、マテウス・カストロ【札幌】金子拓郎
名古屋は試合開始わずか27秒、永井謙佑選手が札幌守備の背後へパス。抜け出したキャスパー・ユンカー選手が決めて、電光石火の先制点を奪います。
さらに後半、日本代表に初選出された森下龍矢選手が左サイドから正確なクロス。マテウス・カストロ選手がダイレクトで合わせ追加点。3連勝中と好調だった札幌の反撃を1点に抑え、勝利を収めました。
◇神戸3-2FC東京(ノエビアスタジアム神戸)
【神戸】武藤嘉紀2、大迫勇也【FC東京】ディエゴ・オリヴェイラ、ペロッチ
首位神戸はチームを牽引する大迫勇也選手、武藤嘉紀選手のFW2人が前半から活躍。
まずは左サイド汰木康也選手からのクロスに武藤選手が右足で合わせて先制ゴール。さらに今度は右サイド初瀬亮選手からのクロスに大迫勇也選手が合わせて追加点。
そして前半終了間際、大迫選手のスルーパスに武藤選手が抜け出し3点目。2人が全得点をたたき出した神戸は、リードを守り切り首位キープ。大迫選手はリーグトップの11得点、武藤選手は6得点となっています。
◇広島1-0湘南(エディオンスタジアム広島)
◆得点者
【広島】ドウグラス・ヴィエイラ
リーグ戦2連敗、上位に食らいつくためには負けられない広島。0-0で迎えた後半、ドウグラス・ヴィエイラ選手のPKで先制。
その後、ピンチを迎えた広島。終了間際には湘南・阿部浩之選手の強烈なシュートを放たれますが、日本代表GK大迫敬介選手が横っ飛びでスーパーセーブ。1点を守り切り3試合ぶりの勝利を飾りました。一方の湘南は5連敗となっています。
◇鳥栖2-2鹿島(駅前不動産スタジアム)
◆得点者
【鳥栖】森谷賢太郎、小野裕二【鹿島】名古新太郎、鈴木優磨
先制点を奪ったのは鳥栖。小野裕二選手のクロスに長沼洋一選手が頭で折り返し、森谷賢太郎選手が合わせてゴール。
鹿島もすぐさま反撃、クロスに鈴木優磨選手が競り勝ち、名古新太郎選手へつなげて同点とします。
後半、前線からのプレスでボールを奪った鳥栖は小野選手のゴールで勝ち越し。しかし鹿島も終了間際、左サイド安西幸輝選手に鈴木優磨選手が豪快なダイビングヘッドで再び同点。激しい点の取り合いとなった一戦は引き分けに終わりました。
◇浦和2-0京都(サンガスタジアムby KYOCERA)
◆得点者
【浦和】興梠慎三、ホセ・カンテ
浦和は0-0で迎えた後半、直接FKで壁に当たったこぼれ球を拾ったダヴィド・モーベルグ選手がクロス。このボールに京都ディフェンスのマークをかいくぐった興梠慎三選手が頭で合わせ先制ゴール。
その直後、今度は京都のチャンス。パトリック選手のクロスに豊川雄太選手がヘディング。クロスバーに当たったボールをもう1度押し込みますが、最後は浦和GK西川周作選手がかき出してゴールは許さず。
その後追加点を奪った浦和は3戦負けなしで6位浮上。一方の京都は5連敗となっています。
◇横浜FM2-0福岡(日産スタジアム)
◆得点者
【横浜FM】アンデルソン・ロペス2
首位神戸を追いかける2位横浜FMは前半、右サイドを崩し最後はアンデルソン・ロペス選手がヘディングで先制ゴール。さらに福岡のビルドアップのミスから速攻。再びアンデルソン・ロペス選手が決めて福岡を突き放しました。
アンデルソン・ロペス選手は、得点ランク2位となる今季9ゴールとなっています。
◇G大阪3-1新潟(デンカビッグスワンスタジアム)
◆得点者
【G大阪】倉田秋、ファン・アラーノ、黒川圭介【新潟】舞行龍ジェームズ
5連敗で最下位に沈むG大阪は前半からアグレッシブに新潟ゴールに襲いかかります。
開始早々イッサム・ジェバリ選手が高い位置でボールを奪い、倉田秋選手にラストパス。倉田選手が押し込んで先制ゴールを奪います。
さらにファン・アラーノ選手がイッサム・ジェバリ選手とのパス交換から追加点。その後新潟に1点を返されるも、黒川圭介選手が勝利をたぐり寄せる3点目。G大阪は8試合ぶりの勝利で連敗をストップしています。
◇C大阪2-0横浜FC(ヨドコウ桜スタジアム)
【C大阪】為田大貴、中原輝
C大阪は右サイドでのパス交換から毎熊晟矢選手のクロスに為田大貴選手が頭で合わせて先制ゴール。
後半には香川真司選手らのパスワークからカピシャーバ選手のクロス。最後は中原輝選手が押し込み追加点。C大阪は3連勝で5位浮上、横浜FCは連勝が2でストップです。
◇川崎F2-0柏(等々力陸上競技場)
◆得点者
【川崎F】小林悠、登里享平
2連敗中の川崎Fは小林悠選手が前線からの守備で、柏のミスを突きボール奪取。そのままシュートを決めて、先制ゴールを奪います。
さらに左サイド登里享平選手が脇坂泰斗選手との連係から正確なシュートで追加点。川崎Fは連敗ストップで順位を9位に上げています。