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「試合中痛みを考えていない」大谷翔平 世界一へ強い集中力も「左肩は不幸中の幸いだった」

2024年10月29日 16:07
「試合中痛みを考えていない」大谷翔平 世界一へ強い集中力も「左肩は不幸中の幸いだった」
ドジャースの大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)
MLBワールドシリーズ第3戦 ドジャース4-2ヤンキース(日本時間29日、ヤンキー・スタジアム)

3連勝でワールドシリーズ制覇に王手をかけたドジャースの大谷翔平選手が、試合後の会見に臨みました。

第2戦で左肩を負傷し「亜脱臼」と診断された大谷選手でしたが、第3戦に『1番・DH』でフル出場。現在の左肩の状態については「今は痛みもだんだん引いてきているので、自分のスイングが戻ってきていると思う」とコメントしました。

スイングへの影響がなかったのかを聞かれると「テーピングしたりしているのでいつもと違う感じはしたけど、そこまで大きくは違わなかった」と話した大谷選手。

一方で「(肩を)冷やさないのが一番大事と言われていたので、試合中もずっと温めるような機械をつけていた」と明かしました。

また、試合中の痛みについては「あまり覚えていないというか、試合の中では痛みをあまり考えていない。顔にどの程度出ていたのか分かりませんが」と、勝つことに集中していたという大谷選手。

今後左肩に手術が必要かどうか聞かれると、「そこまでの話はしていない。とりあえず今シーズンが全部終わった時に改めて検査をして、いい状態なのかどうかというところ。今の段階では問題ないと思う」と話しました。

それでも左打者として、負傷が右肩でなかったことを幸運に感じているようで「逆サイドの腕のほうがおそらくきつかったのかなと思う。左肩でよかった。不幸中の幸いだった」と話しました。
最終更新日:2024年10月29日 16:29