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五輪マラソン代表男子の残り1枠は 大迫傑がMGC3位で優位に立つ

2023年10月16日 11:45
五輪マラソン代表男子の残り1枠は 大迫傑がMGC3位で優位に立つ
パリ五輪マラソン内定となった一山麻緒選手、鈴木優花選手、小山直城選手、赤崎暁選手(写真:アフロスポーツ)
陸上マラソングランドチャンピオンシップ(15日、国立競技場発着)

2024年パリ五輪マラソン代表の選考レースMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が15日に行われ、男子は優勝した小山直城選手と2位に入った赤崎暁選手が代表の座をつかみました。

今大会では、男女上位2人が来年のパリ五輪マラソン代表に決定。代表枠は男女各3人で、残る1枠は今大会の出場権を持っていた選手の中から、12月以降のMGCファイナルチャレンジをへて選出されます。

ファイナルチャレンジは12月の福岡国際マラソン2023、来年2月の大阪マラソン2024、3月の東京マラソン2024の3大会。2時間5分50秒と日本歴代3位相当のハイレベルな設定タイムを超えた最速選手が選ばれます。この記録を超えられない場合は、MGCで3位に入った大迫傑選手が選ばれるため、優位な状況に立ちました。

今大会では2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾選手が途中棄権。2時間5分51秒の歴代3位の記録を持ち、8月の世界選手権では入賞目前まで迫った山下一貴選手も32位となり、多くの有力選手たちが最後のイスをかけて戦うこととなります。

〈最後の1枠を争う選手たちのトップ5〉
2時間4分56秒 鈴木健吾
2時間5分29秒 大迫傑
2時間5分51秒 山下一貴
2時間5分59秒 其田健也
2時間6分26秒 土方英和