◇プロ野球セ・リーグ　DeNA2-0阪神(24日、横浜スタジアム)

首位阪神は2位DeNAとの直接対決に2連敗。ゲーム差が『0.5』に縮まりました。

試合後、岡田彰布監督は取材に応じ、チームが上向く兆しについて問われると「見えるか？」と一言答えました。

この日は前日の試合でノーヒットだった佐藤輝明選手とノイジー選手をスタメンから外し、3番に渡邉諒選手、5番にミエセス選手を起用。それでも、DeNA先発の東克樹投手の前に5安打無得点と沈黙。2回には4番・大山悠輔選手、5番・ミエセス選手の連打でこの試合唯一のチャンスは作りましたが、後続が倒れ得点を奪えませんでした。

この場面について岡田監督は「いや、そらお前、見ての通りやんか。まあな、最初のチャンスだけやんか。なあ、ヒット続いたとき。スリーワンからあんなクソボール振るからのう。（四球選べない？）いやいやだから、スリーワンからボール振っとったらフォアボールならへんやん」と、チャンスで凡退した6番・森下翔太選手にチクりと苦言を呈しました。

6月の月間打率が2割を切る近本光司選手についても「近本もおかしかったもんな。全然タイミング合うてなかったもんな」と話した岡田監督。3連敗だけは避けたい次戦、相手は右投手のバウアー投手が先発予定のため、再び打線の変更があるか問われると「そんなの、打つのおれへんって」とコメント。

一方で投手陣については「そら3点、2点やから、ピッチャーはのう。まあ役割を果たしているよ」と評価しました。