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【DeNA】35歳・宮崎敏郎“たゆまぬ打撃練習” 8年支える打撃投手「歯磨きを毎日やっているのと同じ」5年連続打率3割へ

2024年9月6日 16:11
【DeNA】35歳・宮崎敏郎“たゆまぬ打撃練習” 8年支える打撃投手「歯磨きを毎日やっているのと同じ」5年連続打率3割へ
4日の広島戦では11号3ランHRを放った宮崎敏郎選手
プロ野球屈指のミート力で、高打率を残してきたDeNA宮崎敏郎選手。2017年からの7年間で打率3割超えは6シーズン。2020年から昨季まで4年連続で打率3割を超え、2度の首位打者のタイトルを獲得しています。

今季は6月に左ハムストリングの肉離れで戦線離脱するなどで、苦しみましたが、8月に完全復調。8月の打撃成績は打率.407(54打数22安打)、9月5日時点での打率.2994でセ・リーグのランク2位まで順位を上げています。

35歳となった今季も変わらぬ打撃技術を見せる宮崎選手。現在の好調を支えるのは、三橋直樹打撃投手の存在。宮崎選手は今でもデーゲームなら8時30分頃、ナイターゲームでは12時30分頃グラウンドで三橋さんと共に打撃練習。そして試合前には室内練習場で再度、三橋さんと打撃練習を行なっています。

三橋さんに伺うと「打撃練習のルーティンは、彼からすると歯磨きを毎日やっているのと同じです」と教えてくれました。2人が毎日のように練習を始めたのは宮崎選手が1度目の首位打者を獲得した2017年から。当時宮崎選手からお願いをされ始めたといいます。練習では相手先発がどの投手であっても同じ練習をこなし、自身の打撃の状態を見極め、時には「今の打撃どうですか?」と三橋さんにも相談し、打撃技術に磨きをかけています。

9月5日時点で、12球団を通して今季の打率3割超えはサンタナ選手(ヤクルト)、近藤健介選手(ソフトバンク)の2人のみ。希少価値の高い打率3割に5年連続到達成なるか、宮崎選手の9月に注目です。

【宮崎敏郎選手のシーズン打率】※2017年以降、2024年は9月5日終了時
2017年 打率.323(480打数155安打)
2018年 打率.318(551打数175安打)
2019年 打率.284(433打数123安打)
2020年 打率.301(429打数129安打)
2021年 打率.301(519打数156安打)
2022年 打率.300(434打数130安打)
2023年 打率.326(408打数133安打)
2024年 打率.299(334打数100安打)