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フィギュア宇野昌磨 4回転ジャンプ連続失敗も演技中にプラン変更で3年ぶり全日本V 世界選手権連覇へ「最善を尽くす」

2022年12月26日 11:45
フィギュア宇野昌磨 4回転ジャンプ連続失敗も演技中にプラン変更で3年ぶり全日本V 世界選手権連覇へ「最善を尽くす」
全日本選手権3年ぶり5度目Vの宇野昌磨選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
◇全日本フィギュアスケート選手権 第4日(25日、大阪)

男子フリーが行われ、昨季世界選手権金メダルの宇野昌磨選手(25)が、フリー191.28点、合計291.73点をマークし、3年ぶり5度目の優勝。23年3月に埼玉で行われる、世界選手権の代表に内定しました。

演技を終えた宇野選手は「素直に優勝、そして自分の演技内容をうれしく思います」と、喜びました。

4回転ジャンプ4種類5本の構成で挑んだ宇野選手は、冒頭の4回転ループを着氷し、出来栄え点(GOE)で3.75点の加点を獲得。しかし、続く4回転サルコウは2回転になり、4回転フリップでは転倒してしまいます。

すると宇野選手は「前半失敗している分、後半を頑張りたい。失敗しているからこそ、いつもできないことをやりたい気持ちもあった」と、基礎点が1.1倍となる後半2つのジャンプを演技中に変更。

単独の4回転トウループに3回転トウループを追加し、コンビネーションに。さらに2連続のアクセルジャンプを3連続にしました。その結果、2位の選手に約40点の差をつけ、優勝を飾りました。

連覇が期待される世界選手権への意気込みを聞かれると「この数か月の間にもっとレベルアップしていけば、十分優勝を狙いにいける位置にいる。練習では連覇を目指せるように最善を尽くす」と、答えた宇野選手。

その上で「試合になったら連覇ではなく、自分がフィギュアスケートに対してなにをやり残しているのか、何を表現したいのか、何を成し遂げたいのかを追求していきたい」と、力強く語りました。

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