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【オリックス】6回に複雑なプレーが発生 フライアウト?走塁死? 中嶋聡監督が長い時間かけて審判団と話し合う

2024年8月15日 20:08
【オリックス】6回に複雑なプレーが発生 フライアウト?走塁死? 中嶋聡監督が長い時間かけて審判団と話し合う
オリックス・中嶋聡監督
プロ野球パ・リーグ オリックス-楽天(15日、京セラドーム)

6回裏の攻撃で“複雑なプレー”が発生。オリックスの中嶋聡監督が長い時間をかけて抗議する場面が生まれました。

この場面は6回裏。1点ビハインドで迎えたオリックスの攻撃中に起こります。

1アウト1塁の場面で打席に向かった森友哉選手が、フェンス際へ打球を放ちます。これをセンターの守備についていた楽天・辰己涼介選手がフェンス際で好捕。目視ではフェンスに当たって捕球したか、当たらずに捕球したのか、分かりかねる打球でした。

1塁走者の池田陵真選手は2塁に向かって走るも、フライアウトになったと認識し走塁を2塁手前でやめます。これがフライアウトであれば池田選手は1塁に帰塁する必要があり、池田選手は帰塁することも十分可能な位置にいました。

しかし、森選手は2塁に向けてダッシュ。池田選手を通り過ぎて2塁に到達します。このとき3塁の塁審は両手を広げており、森選手は“フェンスに当たって捕球された”と認識、走塁を続けていたと思われます。

ここで審判団は協議に入ります。球場ビジョンに映し出されたリプレイ映像では、打球はフェンスに当たらずにグラブに収まったように見えます。

結果、責任審判からは「森選手の追い越しでの走塁死。その後、池田選手はタッチアウトで走塁死。3アウトで交代」と説明がされました。

森選手の打球は、審判団により“フェンスに当たった”と判定。プレー中の審判の判定がランナーから認識しづらく、ランナーの交錯が生まれたと思われます。

この判定に中嶋監督は抗議。首脳陣がベンチを出て、長い時間をかけての話し合いとなりますが、判定は覆りませんでした。