JFA（日本サッカー協会）は30日、サッカー女子日本代表のオリンピック2戦目、ブラジル戦の舞台裏を動画で公開しました。

初戦のスペイン戦で清水梨紗選手が負傷交代。その後チームを離脱することが発表されていました。

動画では、清水選手がチームを離れる際の様子が撮影され、ミーティングで池田太監督から「昨日のゲームで今までずっと一緒にファイトしてくれていた梨紗がケガをして、やはり体が大事だし、本人の健康も考えて、チームをここで離れることになりました。みんながまた思いも背負って次の試合も頑張れたらと思います」と離脱について説明。清水選手が「私は大丈夫なので、金メダルを取って日本に戻ってきてください」と、共に戦ってきた仲間たちを激励しました。

さらに、パリへ到着し、いよいよチームを離れる際には、「頑張れ」と声をかけながら、選手一人ひとりとハグをする清水選手の姿。

なかでもともに日テレ・東京ヴェルディベレーザの下部組織出身で同学年の長谷川唯選手とは、涙ながらに別れを惜しむ様子が見られました。

グループリーグ初戦のスペイン戦を落とした日本は、2戦目のブラジル戦で終盤に逆転勝利。現在1勝1敗でグループ2位につけます。次戦のナイジェリア戦で引き分け以上で勝ち点を4以上にすれば、準々決勝進出が決定。ナイジェリア戦は日本時間8月1日午前0時キックオフの予定です。