4月の日本選手権に向け、富山で合宿中の競泳・池江璃花子選手。19日に練習の様子を報道陣に公開しました。

この合宿では、課題としているスタートの改善に取り組んでおり、「練習中もスタートがうまい選手がいるので、その選手にうまくついていけるように、トレーニングを頑張っています。スタートでは周りとの差を感じなくなってきている。日本選手権に向けていい練習ができています」と手応えを口にしました。

この合宿前には、日本を熱狂させているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日韓戦を観戦。

「ヌートバー選手がボールをキャッチしたのがすごく印象的。詳しく野球選手は分からないんですけど、カッコいいなと思いました」と、初の日系人で侍ジャパン入りしたラーズ・ヌートバー選手のプレーに感銘。守備で見せたダイビングキャッチが印象に残ったようです。

世界選手権の代表選考会を兼ねる日本選手権では、100メートル自由形やバタフライなど5種目に出場する予定の池江選手。「日本選手権は個人で代表をとりたいという思いがずっとあるので、今年はクリアしたい」と、7月の世界選手権の出場権獲得を目標とします。