◇プロ野球セ・リーグ　広島15-7ヤクルト(10日、神宮球場)

「令和初の三冠王」を目指すヤクルト・村上宗隆選手。この日の広島戦でホームランは出ずに53本のまま。5打席で4打数1安打2三振、打率は.337と試合前の.338からわずかに下降しました。

第1打席は初回、広島先発・野村祐輔投手の投じたカーブに手を出し、レフトフライに倒れます。

第2打席は大量11点を追う4回の先頭でした。野村投手のカットボールを捉え、ライトへの2ベースヒット。この村上選手のヒットを皮切りにヤクルト打線がこの回6点を返します。

第3打席は同じ4回、打者一巡し1アウト2塁1塁の場面で打席が回りますが、ここは広島2番手・島内颯太郎投手からフォアボールを選びます。

第4打席は7回の8点を追う場面でした。広島・ターリー投手との対戦。フルカウントからの7球目、スライダーに反応できずに見逃しの三振に倒れます。

この日最後の打席は9回、大量ビハインドにもかかわらず神宮球場には多くのファンが残っていましたが、ここも矢崎拓也投手の外角へのフォークに空振り三振。ランディ・バース氏に並ぶ54号ホームランは翌日以降に持ち越しとなりました。

村上選手は5打席で4打数1安打2三振。打率は試合前の.338から.337へと、わずかに下降しました。