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複合・渡部暁斗「メダルの可能性もまだ残っている。あきらめずにいいレースがしたい」前半ジャンプ9位の巻き返し誓う

2022年2月9日 19:32
複合・渡部暁斗「メダルの可能性もまだ残っている。あきらめずにいいレースがしたい」前半ジャンプ9位の巻き返し誓う
前半・ジャンプ9位タイ、巻き返しを誓う渡部暁斗選手 (写真:ロイター/アフロ)
北京五輪・大会6日目(2月9日)ノルディック複合 個人ノーマルヒル 前半・ジャンプ

14年ソチ、18年平昌五輪の2大会連続で個人ノーマルヒル銀メダルを獲得している渡部暁斗選手が、ノルディック複合・個人ノーマルヒルの前半・ジャンプに登場しました。

後半・クロスカントリーをいい位置でスタートしたい渡部暁斗選手でしたが、風の影響も受け、98mと飛距離を伸ばせず、9位タイとなりました。

この結果、後半のクロスカントリーは、1位の山本涼太選手から1分16秒遅れてのスタートとなります。

◆以下、渡部暁斗選手のコメント。

――ジャンプ98m。ご自身ではいかがでしたか?

◇渡部暁斗選手
「ここにきてかなりジャンプ苦戦していて、今日もいいジャンプできなかったのが残念ですね」

――状況・風などはどうだったのでしょうか。

◇渡部暁斗選手
「ちょっと自分だとわからないんですけど、コーチが旗を振るのをちょっと待っていたので、あんまりよくないのかなと思いながら飛びました」

――直前に山本涼太選手がビッグジャンプを見せて、高ぶるものはありましたか?

◇渡部暁斗選手
「そうですね。やっぱりチームメートがいいジャンプをしてくれると、自分ももしかしたらいい流れをもらえるかなとは思ったんですけど、そこまでいいジャンプができなかったのが残念です」

――ただ、まだ後半があります。上位との差を見てどんなプランでいきましょうか?

◇渡部暁斗選手
「かなり厳しいレースにはなると思うんですけど、あきらめずに。意外と速い選手が飛距離を伸ばせていなかったので、メダルの可能性もまだ残っているかなと思うので、あきらめずにいいレースがしたいなと思います」

<前半・ジャンプ主な順位>
1位   山本涼太
2位   L・グライデラー +  38秒
3位   J・シュミット  +  40秒
5位タイ 谷地宙      +1分04秒
9位タイ 渡部暁斗     +1分16秒
13位タイ 渡部善斗     +1分29秒