プロ野球・巨人の阿部慎之助“新”監督が14日、秋季練習初日を迎え、日テレジータスのインタビューに応じ、「今年の反省だったり、来年に向けてということで、自分でテーマをしっかり持ってやってほしいなと思いますね」などと選手への期待を語りました。

原辰徳監督政権を支えた元木大介コーチや大久保博元コーチら5人が、チームを去り、新しいコーチ陣についての発表はまだありません。阿部監督は「まだ現時点で組閣の方も発表できてませんし」と自ら言及。「現体制の中でできるリスタートをしたんで、きょうはそこでそこまでなんですけどよかったです」と続けました。

長い歴史の中でキャッチャー出身の監督は球団史上初。「チームとして動く、というのも大きな戦略でもありますし、そういうこともしてみたいなというのも思いますね」と展望を述べた阿部監督。自身のキャッチャー出身の強みを「たくさん失敗して、経験も積ませていただいたんで、私がやられてイヤだったことも、重々分かっていますので、そういうこともできるようにチーム作りしていきたいなと思います」と意気込みました。

最後は「会見でもいいましたが、セプテンバー(9月)にはみなさんに『最高です！』を言いたいですね」と笑顔を見せました。