プロ野球・ヤクルトは1軍と2軍監督やコーチらが都内でスタッフ会議を行い春季キャンプのメンバーなどについて話し合いが行われました。

会議後取材に応じた高津臣吾監督。右ひじのけがで2024年12月にクリーニング手術をうけリハビリ中の主砲・村上宗隆選手について「すごく悩んだんですけど宮崎（2軍）でスタートします。状態はもうずいぶんいいそうなので、すべてのメニューをこなせるようになったら途中でも呼ぼうかなと思っています」とキャンプ2軍スタートを明かしました。

また、高津監督自らが1軍スタートを示唆していた、ドラフト1位ルーキー・中村優斗投手に関しては2軍スタートを発表。その理由として「万全な状態ではない」とコメントしました。中村投手は上半身の違和感で15日から別メニュー調整を行っていました。

新人では、ドラフト3位荘司宏太投手、5位矢野泰二郎選手、育成3位下川隼佑投手が1軍メンバーとして発表され、高津監督は「早くじっくり見てみたい。こうやってプロで生きていく、ポジションを奪っていくっていうのはすごく難しいけど、なんとか手助けしてあげたい」と話し、「これまでももちろん悩んだり不安に思ったりたくさんあったけど今年はとくにそれが強い。しっかり腹くくって、覚悟決めてシーズンスタートしたい」と新シーズンへ向け覚悟も語りました。