プロ野球・巨人の原辰徳監督が、現役引退を発表した40歳の松田宣浩選手について、「ご苦労さん。素晴らしい野球人生だったと思いますと、胸を張ってね」などと述べました。

横浜スタジアムでの試合後に引退の決断を聞いた原監督は「ジャイアンツのユニホームを着てプレーできたというのは、彼にとってもよかったと思うし、ジャイアンツにとってもよかったしね。これから先、長いわけだし、勉強していこうね」と、伝えたことを明かしました。

また、入団会見の時に、松田選手が球場で相手チームに挨拶しなかったことに好感を持っていたと話したことについて聞かれると、「最後の昭和の野球選手っていう感じじゃないのかな。あとでいろいろ聞いたりすると、すごくジャイアンツファンだったらしいね。それをみじんのかけらも見せないのはやっぱりプロだなあと」と感嘆。

「最後ジャイアンツで、ということを強く思ってくれたのはありがたかった。見事な18年だったと思います」と敬意を表しました。