アメフトで米国を撃破!U20日本代表 U20世界選手権で史上初の銀メダル獲得
初めての決勝でU20カナダ代表(赤)相手に全力で戦うU20日本代表(写真:日本アメリカンフットボール協会)
◇国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)が主催するアメリカンフットボールのU20(20 歳以下)世界選手権 決勝 U20カナダ代表20-9U20日本代表(日本時間7月1日。カナダ・エドモントン)
この大会は、前身の世界ジュニア選手権(U19世界選手権)から通算6度目、2021年に予定されていた大会はコロナ禍で中止となったため6年ぶりの開催となりました。
今大会、日本時間27日の準決勝でU20アメリカ代表から歴史的初勝利をあげたU20日本代表は、その勢いに乗って初優勝といきたいところでした。しかしU20カナダ代表との決勝では3連覇中の相手に善戦するも、ランプレーに惑わされ失点を重ねます。そして終始時間を有効に使われ勝利はなりませんでした。
頂点には立てなかったものの収穫もたくさんありました。中でもアメリカンフットボールの世界最高峰NFLのスーパースターであるマイアミ・ドルフィンズのQB(クオーターバック)タイリーク・ヒル選手が準決勝のアメリカ戦直後に“Team JAPAN got some athlete”「日本代表は有能な選手たちを手に入れた」という内容で自身のXを更新。日本アメフト界への敬意を払ってくれました。
頂点には立てなかったものの収穫もたくさんありました。中でもアメリカンフットボールの世界最高峰NFLのスーパースターであるマイアミ・ドルフィンズのQB(クオーターバック)タイリーク・ヒル選手が準決勝のアメリカ戦直後に“Team JAPAN got some athlete”「日本代表は有能な選手たちを手に入れた」という内容で自身のXを更新。日本アメフト界への敬意を払ってくれました。
チームを率いた大橋誠監督は「選手もコーチも本当によく頑張ってくれた。しかし、詰め切れなかったところをきっちり詰めていかないと勝ち切れないということがよく分かった。久しぶりの国際大会で、選手たちは初めてという中でよくアジャストしてくれた。(カナダへの)渡航後の成長の度合いが特に素晴らしかったので、今後に向けて有意義な大会になったと思う」と語りました。
6度目の出場で初の決勝進出。過去最高の銀メダル(過去最高は3位)を獲得した選手たちは2日にも帰国することになっています。