◇第75回全日本新体操選手権大会(29日、高崎アリーナ)

大会3日目を迎えた全日本選手権は29日、個人種目別決勝の前半種目に出場した日本代表・喜田純鈴(すみれ)選手がフープとボールの2種目で優勝しました。

前日に行われた個人種目総合では、2年ぶり4度目の優勝を飾るなど好調だった喜田選手。フープは、自己最高得点32.350点に迫る、32.250点をたたきだし、圧巻の演技で優勝しました。

また2位には、喜田選手の妹・未来乃(みらの)選手が入り姉妹そろってのワンツーフィニッシュに純鈴選手は「自分も、未来乃もやるべきことができた結果だと思うので、自信にしてほしいし、私もうれしい」と話しました。

30日の後半2種目に向けては、「1から気持ちを作り直して、自分が納得した形で終われるようにしたい」と意気込みを語りました。

30日は種目別決勝の後半2種目のクラブとリボンの演技が実施されます。