空手東京五輪代表・西村拳 約10か月ぶり実践は負けスタート「ここから挑戦者として頑張る」
約10か月ぶりの試合に臨んだ西村拳選手
◇第1回全日本空手道体重別選手権大会(12日、高崎アリーナ)
今年新設された、組手体重別個人戦。大会2日目は男子5階級が争われ、男子75キロ級に、東京五輪代表の西村拳選手(26)が出場しました。
五輪後初の実践となった西村選手は、予選リーグ5試合を無失点で全勝するなど、順当に勝ち進みます。
しかし決勝では、19歳の片岡大樹選手に上段蹴りで先取を奪われ苦戦。最後は西村選手の突きが、片岡選手に強く当たったため、反則負けとなり、2位に終わりました。
試合後、西村選手は「(今大会は)僕より年下選手の参加が多いので、アグレッシブな技が来ることは予想していた。対応の練習が足りなかった」と、悔しさをにじませました。
今後の目標を聞かれると「復帰戦が負けから始まってしまったが、自分の実力を今回しっかり知れた。ここから挑戦者として頑張ります」と、気持ちを新たにしました。
またこの日会場では、16年に世界選手権を制し、21年東京五輪で銅メダルを獲得した荒賀龍太郎選手(31)の引退セレモニーが行われました。
荒賀選手は、後輩たちに向けて「勝負する心を持つこと。人生をかけて勝負した結果見られた、世界一という景色は、今でも忘れられない。自信と覚悟を積み重ねて、最高の景色を見れるように、勝負し続けて欲しいと思います」と、メッセージを送りました。
今年新設された、組手体重別個人戦。大会2日目は男子5階級が争われ、男子75キロ級に、東京五輪代表の西村拳選手(26)が出場しました。
五輪後初の実践となった西村選手は、予選リーグ5試合を無失点で全勝するなど、順当に勝ち進みます。
しかし決勝では、19歳の片岡大樹選手に上段蹴りで先取を奪われ苦戦。最後は西村選手の突きが、片岡選手に強く当たったため、反則負けとなり、2位に終わりました。
試合後、西村選手は「(今大会は)僕より年下選手の参加が多いので、アグレッシブな技が来ることは予想していた。対応の練習が足りなかった」と、悔しさをにじませました。
今後の目標を聞かれると「復帰戦が負けから始まってしまったが、自分の実力を今回しっかり知れた。ここから挑戦者として頑張ります」と、気持ちを新たにしました。
またこの日会場では、16年に世界選手権を制し、21年東京五輪で銅メダルを獲得した荒賀龍太郎選手(31)の引退セレモニーが行われました。
荒賀選手は、後輩たちに向けて「勝負する心を持つこと。人生をかけて勝負した結果見られた、世界一という景色は、今でも忘れられない。自信と覚悟を積み重ねて、最高の景色を見れるように、勝負し続けて欲しいと思います」と、メッセージを送りました。