◇MLB カージナルス1-0オリオールズ(日本時間14日、オリオール・パーク)

オリオールズの藤浪晋太郎投手が完璧な投球を見せました。

藤浪投手は1点ビハインドの9回、4番手として登板。この日ホームランを放っている5番・パラシオス選手を160キロのストレートなどで追い込むと3球目のストレートを打たせセンターフライとします。

続くウォーカー選手は2球目をショートゴロに仕留め2アウト、3人目のギズナー選手に対しては初球に160キロのストレート、2球目はスライダーで2ストライクとすると3球目の大きく曲がるスライダーを振らせ3球三振。わずか8球でこの回を終わらせました。

逆転を狙うチームはその裏、2アウトから6番・ヘンダーソン選手が3ベースヒットで同点のチャンスを作りますが、続くヒックス選手がショートフライに倒れ0-1で惜しくも敗れました。

9月は6度目の登板となった藤浪投手は今月いまだ無失点、4月の終わりに13.00だった防御率は6.96となりメジャー初の6点台となっています。