メジャーリーグ移籍を目指す松井裕樹投手が日本時間24日、パドレスと5年契約を結んだことが正式に発表されました。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると5年2800万ドル（約40億円）で合意したといいます。

松井投手は2013年、ドラフト1位で桐光学園高校から楽天に入団。2年目から抑えを任されると、球界を代表するクローザーとして成長し、これまでに3度の最多セーブのタイトルを獲得。プロ10年目の今季は、史上最年少となる27歳5か月で通算200セーブを達成しました。また、侍ジャパンの一員として、今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界一を経験しています。

移籍が決まったパドレスにはダルビッシュ有投手も所属しており、WBCでともに戦った先輩投手とチームメートになります。さらにパドレスが所属するナ・リーグ西地区には、大谷翔平選手が加入したドジャースも所属しており、2024年3月には韓国で行われる開幕シリーズで対戦予定。開幕からいきなり日本選手対決も期待されます。