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【巨人】高梨雄平が痛恨の逆転3ラン 岡本不在で打線が奮起も接戦を落とす

2023年8月29日 21:27
【巨人】高梨雄平が痛恨の逆転3ラン 岡本不在で打線が奮起も接戦を落とす
巨人・原監督(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 広島5ー4巨人(29日、京セラドーム)

巨人は8回に逆転3ランを打たれ、1点差で敗れました。

初回2アウトランナー3塁のチャンスを作った巨人。打席には岡本和真選手に代わり501日ぶりに4番入った坂本勇人選手。しかし広島先発の九里亜蓮投手のスライダーに空振り三振、チャンスを生かせません。

先発は今季ここまで9勝の山崎伊織投手。3回ノーアウト1塁、2塁のピンチを背負います。それでも田中広輔選手をフォークで空振り三振。続く小園海斗選手、西川龍馬選手を外野フライに抑えピンチを切り抜けます。

しかし5回。2アウト1塁で3番・小園海斗選手がライトへのヒット。これをライトの長野久義選手が捕球の際にグラブではじきボールをこぼすと、その間に田中広輔選手が1塁から一気にホームイン。痛恨のエラーで先制点を許しました。

さらに6回、ここまでホームラン数17本中8本を巨人戦で放っている巨人キラー・デビッドソン選手が初球の145キロのシュートを完璧に捉え、レフトスタンド上段に飛び込む18号ソロホームラン。リードを2点に広げられます。

それでも巨人は6回に反撃、エラーで失点を許した長野選手が5球目のスライダーを捉え打球はレフトスタンドへ。第5号ソロホームランで点差は1点。さらに2番・門脇誠選手と3番・秋広優人選手がヒットで出塁すると、4番の坂本勇人選手がレフトへタイムリー2ベース。同点に追いつきます。

その後1アウト満塁のチャンスで6番・中田翔選手がライトへ犠牲フライを放ち1点を追加。この一挙3得点で逆転に成功します。

さらに7回、1アウト1塁3塁のチャンスでこの日マルチヒットを放っている門脇誠選手がレフトへのタイムリーヒット。猛打賞を記録し、巨人がリードを2点に広げます。

しかし8回、3番手の高梨雄平投手がマウンドに上がると、四球を2つを献上し1塁2塁のピンチ。代打・末包昇大選手に126キロのスライダーをレフトスタンド上段に運ばれ、逆転の3ランホームラン。一発に泣いた巨人が接戦を落としました。